栃木県防衛協会 概要


【防衛協会とは】
 栃木県防衛協会は、自衛隊への側面支援、及び県民に対する防衛思想の普及高揚を目的として活動する民間ボランティア団体です。
 昭和43年に設立され、現在の会員数は、法人約140団体、個人約800名です。
 栃木県防衛協会は、東部防衛協会(以下東部防協)、全国防衛協会(以下全国防協)に所属しております。
 東部防協は、東京、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、山梨、長野、新潟の各防協によって構成されております。
 全国防協は、1都、2府、42県と北海道の各防協よりなり、会員数は約63万人です。全国防協の役員には、日本を代表する大企業の会長、社長や県知事達が名を連ね、毎年シンク・タンクが作成した「防衛問題に関する要望書」を、首相をはじめとする50名以上の各党の主要国会議員に提出しております。
 また、特に東京、大阪、京都、九州、北海道の各防衛協会は、大きな力を持っており、上記の目的に沿って、活発に事業を展開しております。
 全国防衛協会の民間協力団体としては、(社)全国自衛隊隊友会、(社)全国自衛隊父兄会、(社)日本郷友連盟・全国自衛隊退職者雇用協議会などがあります。
 各々数十万の会員数を有し、独自の活動を行っております。


昭和43321
同年9月吉日

(春分の日)法人350社、個人300名で設立
栃防協より栃木地連へ
トヨペットマスターライン(1両)寄贈

【歴代会長】
 
 
 第2代
 第3代
 第4代
 第5代
 第6代

 第7代


藤松正憲
福島悠峰
根村隆成
橋本雄飛太郎
橋本吉夫
和田恭三

簗 郁夫

【構 成】

 ・宇都宮支部
 ・足利支部
 ・上都賀支部
 ・県北支部
 ・小山支部
 ・栃木支部
 ・芳賀支部
 ・青年部
 ・女性部


基本理念


(目的)
本文
 今日、わが国は、国際社会において自由と平和を標榜し資本主義経済のもと、世界有数の近代国家として繁栄している。また、我々日本人は、永く三千年の歴史を通じ常に高度にして優雅な独自の文化を開花させ、同時に堅い信義と謙遜の奥ゆかしさを民族の精神の中に受け継いできた。悠久の歴史に包まれ、移りゆく山河の四季にも似た美しい心情をその文化の中に秘めている国。このかけがえのない祖国を守りたいという素朴な願いが、本会の「存在目的」の基本である。

一 本会は、日本国と日本国民が自由と独立の尊厳を堅持し、自らこれを守ることの重要性とその容易ならざるところを真に理解して国家の安全保障に関する思慮を深め、同時に世界の平和を祈願しこれを主旨として活動するものである。

一 本会は、伝統ある民族の誇りと悠久の歴史に育まれた国民性を範とし有史以来の文化と民族のアイデンティティーを正しく子孫に継承する責務において指導的役割を担う。

一 本会は、国土防衛に勇往邁進し加えて人命救助、災害復興、公共インフラ整備、国際貢献等に、日夜、活動する自衛隊員の精強かつ献身的な精神を広く県民に喧伝、啓蒙する。

一 本会は、輝ける系譜を有する第14師団創設以来今日に至るまで、常に国土防衛の中核を成したる県内各自衛隊の歴史的背景とこれを我が県の郷土部隊と位置付け、協力に支援する本会の活動をあまねく県民に知らしめ、よって防衛思想の醸成と高揚を図る。

一 本会は、日本国の防衛基盤設備において崇高なる使命感のもと不断の研究開発に努め、最新のテクノロジーを有し常に優秀なる装備を最前線の部隊に提供し、国家、国民の損失を最小限にせんと、精根を尽せる県内防衛産業各社に対し衷心より感謝と激励の認識を新たとする。

一 本会は、幾多の困難に祖国の安泰と同胞の幸せを念じつつ、散っていった多くの英霊に対し、感謝と鎮魂の真心を捧じ永くこれを伝承する責務を負う。

(付1) 本会の会員は、日本国籍を有する者とする。
(付2) 本会は、原則として政治活動、宗教活動、営利活動とは、一定の距離をおく。